士業が経営を学ぶ意味

もはや更新の遅さを突っ込むのはやめておこう。(-_-;)
我ながら放置万歳!!

 

というわけで、さっそく本題へ。(逃げる

今年の3月から社労士の先生が主催されてる経営セミナーに参加してたわけです。
んで、振り返ってみても経営は奥が深いなと実感しっぱなし。
もともと自身が備えていた経営知識もあるわけで、
新しい経営法を知るとどんどん層が厚くなるというか深みが増す気分なんだなぁ。

最近は「士業の儲かる方法」って類の書籍やサイトが溢れる時代。
勉強して資格を獲っても食っていけない中で、
「行列ができる」ことや「年収1千万稼ぐ!」ことを求めて士業が踊る踊る。
そこにあるのは“自分中心”のノウハウであって、ちょっと違和感を感じてたところもあるわけで。

もちろん、儲けなきゃ食っていけないし、
利益を求めることはなんら間違った方向ではないのも歴とした事実だよね。
そういや、ちょうど日経新聞で弁護士さんの苦しい現実のコラムをやってたな。

「士業が儲かる方法」も経営ノウハウだし、その意味じゃこれも経営を学んでることになる。
だからこそ、さらに踏み込んで経営を学ぶ意味はもっと大きいんじゃなかろうか。

 

士業って、やっぱり経営者さんと接する機会が多い。
行政書士なら許認可での機会が圧倒的に多いだろうし、
他の士業さんもそれぞれの分野で間違いなく接することになる。

で、依頼された業務を粛々とこなすわけだけど、それだけでいいだろうか。
……うん、いいんです。
いいんですよね、それで。(笑)
でも、いいんだけど、それじゃ少しのサインを見逃してしまう気がするんだよね。

経営者さんは本当にいろんなことを考えてる。
良いこともあるし、不安なこともある。
業務で経営者さんに接した時に、そういういろんな心情を察することができるか。
士業が経営を学ぶ意味は、そこにある気がしてならない最近なのです。

経営者さんの立場で経営を知る!!
その上で、自分がどんな役割を果たすことができるか考え抜く!!!

これからの士業はコンサルティング能力も必須だ、なんて言われるけど、
そんな大袈裟なことじゃなくっていいから、何かを察して気付いてお話ししてもらう。
この役割は士業にとってすっごく大切じゃなかろうか。

 

経営のセミナーとか勉強会って、経営者さんの率直な気持ちが聞けるんだよね。
その新鮮さたるやなかった!

つか、どの士業がどの専門なのかがまず浸透してない。(T_T)
いやいや、そんなもんなんすよ。
そんなもんなんすー。

結果、ただただひたすら頑張るだけの日々だねー。

 

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