入管業務での行政書士の親身さは改正入管法実施後でも発揮されてほしい

研修会・勉強会

昨日は、行政書士会福井支部の研修会と勉強会。

テーマは「建設業入札参加資格申請」と「在留資格の変更」の2つ。

入札参加資格申請は2年ごとの重要な実務に直結することは言わずもがなな内容だったけど、もう一つの在留資格については非常に興味深い内容で目から鱗ぽろぽろなのでした。

 

在留資格を含めて、入管業務はまったくの専門外。

専門外というか業務の経験すら無いわけです。

そんな僕にとって、外国人の方の日本に住みたいのっぴきならない理由と、それに応えようと奔走する講師の先生のお話しが、大袈裟かもしれないけれど、まるでテレビドラマでも見ているかのような感覚すらあったというか。

業務の種類に限らず、お客様には親身になって遂行するのが当然のこと。

それでも、入管業務の内容は、寄り添うレベルは高いと思います。

お客様のプライベートにグッと入り込んで、心労も一緒に受けるくらいの労力が必要にさえ感じます。

あとは、機動力もないと難しい業務でもあるなぁ。

この点で車いすの僕には引き受けられない分野だなとも痛感しましたが。

 

現在、話題になっている改正入管法。

すでに来年4月からの実施が決まり、少なからず日本に入国する外国人は確実に増加します。

労働目的で入国してきても、労働問題に限らず様々な問題が生じるのは間違いないでしょう。

入国する本人だけじゃなく、その家族の問題も生じるはず。

そうしたときに、行政書士の活躍の場も増加していくことも間違いないと思われます。

だからこそ、行政書士がしっかり外国人のお客様に親身になれるかは常に問われるんじゃないかと。

入管なら行政書士と一般的に認知されるくらいにまでなれる好機かもしれませんね。

 

ここまで言っといて、やっぱり僕にはこなせない業務なのがちと悔しい。

それでも、こなせなくても知識は持っておかねばと実感する研修会でした。

 

コメント