行政書士と高齢者業務

行政書士の仕事

昨日のことですが、福井県行政書士会福井支部の研修会・勉強会に出席してきました。

テーマは、成年後見業務と消費者問題。

いずれも高齢者を対象にした内容です。

 

僕は創業起業、経営支援が専門分野なので経験のない業務なんですよね。

福井県行政書士会ではコスモス成年後見サポートセンター福井県支部が今週末に発足。

僕は参加しませんけど基本的な知識は持っていないと、地域の方が相談に来られた際に窓口にすらなれませんからね。

地方で行政書士業をするなら専門外の知識もちゃんと必要だと思います。

 

んで、肝心の内容ですね。

成年後見業務のほうはそれなりに知識はあったので、さらに踏み込んだ内容は実に勉強になりました。

どういう状況の方に、どういう業務が必要なのか。

その際にはどういう委任契約になるのか。

高齢者の生活をしっかり支援していくための業務としての流れがすごく分かりやすかったです。

 

消費者問題のほうは消費生活センター職員さんの講義だけあって生々しかったなぁ。

いわゆる高齢者の架空請求トラブルは、ニュースで頻繁に目にする事件の実態がどういうものかより深く学べました。

同時に、クーリングオフの契約書内容は非常に役立ちました。

事業者の立場から契約書を作成はしますが、消費者の立場からはまた違って興味深かったです。

 

高齢者に対する業務は行政書士の活躍する場面が多いと思います。

民事業務って言う広い意味でも、専門外の勉強はいつも新鮮で楽しいものです。

 

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